令和6年度第2回いちご栽培研修会
目 的
みやぎ園芸特産振興戦略プランで掲げる園芸産出額倍増に向けて、いちご100億円産地の育成のため、県が新たに育成したいちご新品種「みやぎi3号」や高温対策技術、国内流通情勢等について研修会を開催しました。
主 催
宮城県
開催日時
令和7年2月3日(月)午後1時30分から4時まで
開催場所
第1部:座学研修 宮城県農業・園芸総合研究所 6階講堂(名取市高舘川上字東金剛寺1)(オンライン併催(webex meeting))
第2部:ほ場見学 イチゴ栽培ハウス
内 容
内容 |
演題 |
講師 |
資料 |
講義 |
「みやぎi3 号」の品種特性及び栽培特性について |
宮城県農業・園芸総合研究所 野菜部 イチゴチーム |
「みやぎi3号」について |
情報提供 |
「みやぎi3号」の令和7年産の取組等について |
宮城県農政部園芸推進課 |
令和7年産の取組等について
みやぎi3号輸送試験 |
気候変動技術開発(クラウン温度制御技術)について |
宮城県農業・園芸総合研究所 野菜部 イチゴチーム
JAみやぎ亘理 展示ほ生産者 |
クラウン冷却技術について |
令和7年産国内いちごの流通情勢について |
全国農業協同組合連合会宮城県本部 園芸・生産振興部 |
「いちご」販売情報 |
ほ場見学 |
「みやぎi3号」栽培ハウス見学 |
参集範囲
宮城県内いちご生産者、関係JA職員、県関係機関担当者等
問合せ先
宮城県農政部園芸推進課園芸振興班(担当:松田 電話:022-211-2843)

開催結果
参加者は47名(会場参加者42名(生産者24名、JA等4名、県関係課所14名)、WEB参加者5名(生産者2名、県関係課所3名))(参加申込ベース)でした。
まず、「「みやぎi3 号」の品種特性及び栽培特性」について、宮城県農業・園芸総合研究所野菜部イチゴチームの須藤技師が、「みやぎi3号」の特徴、2023年度の農園研での栽培試験の結果、消費者アンケートの結果、現地試験の状況、2024年度の栽培試験の状況等について説明を行いました。
次に、情報提供として、まず、宮城県農政部園芸推進課の松田技師から、県育成イチゴ新品種「みやぎi3号」の令和7年産の取組等についてと「みやぎi3号」輸送試験の結果について説明があり、
農業・園芸総合研究所野菜部イチゴチームの斎藤技師と菊地副主任研究員から、「気候変動に適応した農業技術の確立と効果的な社会実装事業」で取り組んでいるクラウン冷却技術に関する試験結果等についての紹介があり、
最後に、全国農業協同組合連合会宮城県本部園芸・生産振興部から、東京中央卸売市場におけるいちごの取扱実績や販売状況について情報提供がありました。
座学研修終了後には、農業・園芸総合研究所の「みやぎi3号」栽培ハウスの見学が行われ、36名が参加しました。
※当日,研修会に参加できなかった方のために,研修の動画を用意しております。
動画をご覧になりたい方は,下の「お問い合わせ」から宮城県農業・園芸総合研究所 企画調整部 企画調整チームまでお問い合わせください。
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