研修会等開催案内
 気候変動に適応した農業技術に関する研修会や気候変動に関するセミナー等の紹介です。



 研修会等のタイトルをクリックすると、開催要領等詳細を見ることができます。

1 気候変動に適応した農業技術に関する研修会等
 現在、農業・園芸総合研究所(農園研)、古川農業試験場(古試)、畜産試験場(畜試)で取り組んでいる気候変動に適応した農業技術の実施中の試験研究やこれまでの試験研究の成果に関する研修会等を掲載しています。
宮城県が開催する研修会等
※現在、ご案内できる研修会等はありません。
国や関係機関等が開催する研修会等
自給飼料利用研究会「持続的な畜産物生産を目指した国産飼料資源の生産利用の拡大」
-温暖化にともなう気候変動に負けない草地管理に向けて-New!
日時
令和7年11月25日(火)13:00~20:00
      26日(水) 9:30~11:30
場所
新宿区四谷区民ホール(新宿区内藤町87番地)
内容
 農研機構 畜産研究部門では、気候変動下において高品質で生産性の高い草地利用に関わる新しい品種や管理技術について情報共有を図り、安定的な草地管理について議論し、草地利用におけるセンシング技術、新しい育種技術および飼料用トウモロコシ新品種に関わる情報について紹介する「自給飼料利用研究会」を開催します。
(定員:200名(情報交換会は60名、先着順)、参加費:無料(情報交換会は5,000円)、申込締切:令和7年10月31日(金)までに、参加申込フォームから申込みが必要。)
○25日:行政施策の紹介
    温暖化にともなう気候変動に負けない草地管理に向けて
     ・猛暑環境下における牧草の障害と対応
     ・放牧と追播に適した北海道向けフェストロリウム新品種「ノースフェスト」
     ・温暖化に対応したペレニアルライグラス「夏ごしペレ」とフェストロリウム新品種「なつひかり」を用いた
      草地メンテナンスと周年利用栽培
     ・ドローンを活用したライグラス類播種技術
     ・気候変動下における温暖地での暖地型牧草等の利用技術
    総合討論
    情報交換会
○26日:研究・技術紹介
     ・ドローン空撮画像を利用した採草地のマメ科率のマッピング技術
     ・次世代育種に向けたスマート評価ツール「HojoLook」
     ・種子の落ちない牧草を目指して:難脱粒性イタリアンライグラスの研究開発
     ・飼料用トウモロコシの新品種-北限でも栽培可能な超極早生品種「ハヤミノルド」、雌穂収量が高く多用途な
      品種「トレイヤ」-
花き研究シンポジウム「気候変動にともなう気温上昇による花き生産の諸課題とその対策」
日時
令和7年10月7日(火)13:00~16:50
      8日(水) 9:00~12:00
場所
文部科学省 研究交流センター2階 国際会議場
(茨城県つくば市竹園2-20-5)
内容
 農研機構 野菜花き研究部門では、花きの高品質で安定的な生産に向けて、気候変動にともなう気温上昇により花き生産の現場で起きている様々な課題を共有し、その技術的対策について議論するシンポジウムを開催します。
(定員:170名(先着順)、参加費:無料、申込締切:令和7年9月19日(金)までに、参加申込フォームから申込みが必要。)
○7日:基調講演「進行中の温暖化と将来の気候変動による農業への影響とそのメカニズム」
    対策に向けた基礎知識:気候変動に抗う温室の高温抑制技術の基礎と実践
               栽培環境における気温の観測技法と利用
               花き生産現場で問題となっている土壌病害とその防除対策
○8日:現場の事例とその対策:施設花き生産での高温対策事例
               高温対策のために植物を知る:キクの高温開花遅延
               トルコギキョウにおける低濃度エタノールを用いた土壌還元消毒技術の実証事例
               バイオスティミュラントの表示等に係るガイドライン
    総合討議
農林水産業分科会会合「第3回 S18-2成果活用に向けた勉強会【畜産業・水産業】」New!
日時
令和7年10月3日(金)13:00~15:00
場所
オンライン併催(Zoom)
内容
 気候変動適応の研究会では、国の21研究機関により構成される気候変動適応に関する研究機関連絡会議のもとで、地域での気候変動適応の実践(社会実装)に向け、研究者・実務者等が具体的な連携を模索することを目的に活動しています。
 「農林水産業分科会」は、気候変動適応の研究会の分科会活動の一環として「S18-2(農林水産業分野を対象とした気候変動影響予測と適応策の評価)成果活用に向けた勉強会」をシリーズで開催しています。(全4回を予定)
 今回(第3回)は、個別の研究成果として「畜産業・水産業の将来予測と適応策」が紹介されます。
(申込締切:令和7年10月3日(金)12:00までに、参加申込フォームから申込みが必要。)
日本作物学会 第260回講演会 一般公開シンポジウム
「気候変動に備える地域の作物生産-産官学で支える新潟の農業-」
日時
令和7年9月21日(日)9:30~12:30
場所
新潟大学 五十嵐キャンパス
総合教育研究棟B棟 E260講義室
オンライン併催(ZOOM)
内容
 一般社団法人 日本作物学会では、異常高温が常態化する中で、新潟県が日本全国に誇る特産農産物であるコメやエダマメ、県民からのニーズが高いムギについて、気候変動が作物生産にどのような影響を及ぼしているのか、また産官学が地域の農業を支えるためにどのような高温対策やブランド化戦略を行っているか、課題と最新の技術をお届けするシンポジウムを開催します。
(定員:オンラインは300名まで、参加費:無料、申込締切:令和7年9月16日(火)17時までに、申込フォームから申込み。)
日本土壌肥料学会2025年度新潟大会 一般公開シンポジウム
「気象変動条件下の水稲生産におけるケイ酸の有用性」New!
日時
令和7年9月19日(金)13:00~167:00
場所
新潟大学 五十嵐キャンパス
総合教育研究棟H棟2階 F271講義室
(新潟市西区五十嵐2の町8050番地)
内容
 一般社団法人 日本土壌肥料学会では、これまで明らかになっている水稲のケイ酸吸収特性、土壌中ケイ酸の形状や動態、ケイ酸資材の施用と効果のバランスによる長期的視点での経済性評価、さらに水田からのCH発生抑制効果についての知見を整理し、近年の夏期の異常な高温や乾燥による玄米収量や品質の低下に対するケイ酸の効果を確認すると共に、知見の効果的な普及に関する議論を行う一般公開シンポジウムを開催します。
(日本土壌肥料学会の会員以外の方も無料で参加できます。)
日本土壌肥料学会2025年度新潟大会研究集会
「農林水産分野のカーボンニュートラルに向けたネガティブエミッション技術の研究開発」
日時
令和7年9月17日(水)17:00~19:00
場所
新潟大学 五十嵐キャンパス
総合教育研究棟F棟3階 F371講義室
(新潟市西区五十嵐2の町8050番地)
内容
 カーボンニュートラルの実現に向けては、温室効果ガスの排出削減に加えて、大気中の温室効果ガスを回収・吸収し、貯留・固定化する「ネガティブエミッション」が不可欠です。
 生物系特定産業技術研究支援センター(生研支援センター)では、農林水産分野のネガティブエミッション技術に関して、生研支援センターの調査報告書(研究開発構想)を紹介するとともに、最新の研究動向や今後の展開に関する意見・情報交換を行う研究集会を開催します。
(定員:100名程度、参加費:無料、申込締切:令和7年9月10日(水)までに、参加申込フォームから申込みが必要。
 日本土壌肥料学会2025年度新潟大会の参加登録をしていない方でも参加できます。)
日本畜産学会/日本学術会議 公開シンポジウム
「持続可能な畜産を目指して~温暖化を防止する技術の最前線~」
日時
令和7年9月14日(日)13:10~16:20
場所
岐阜大学 講堂(岐阜県岐阜市柳戸1-1)
オンライン併催
内容
 公益社団法人日本畜産学会、日本学術会議食料科学委員会畜産学分科会では、「持続可能な畜産を目指して~温暖化を防止する技術の最前線~」をテーマとした公開シンポジウムを開催します。
 この本シンポジウムでは、温暖化を防止する技術に焦点を絞り、反芻家畜からのメタン排出の制御、低メタン牛の育種方法、家畜排せつ物由来の一酸化二窒素発生抑制などの最新技術や手法についてご紹介しながら、今後の畜産の展望を議論し考えるものです。
(定員:講堂は上限200名程度、オンラインは上限500名、参加費:無料、申込締切:会場参加は申し込み不要、オンライン参加は令和7年9月8日(月)までに、参加申込フォームから申込みが必要。)

2 気候変動に関するセミナー等
 宮城県が主催する気候変動に関するセミナー等のほか、関係機関が主催するセミナー等も掲載しています。
宮城県が開催するセミナー等
※現在、ご案内できるセミナー等はありません。
国や関係機関等が開催するセミナー等
※現在、ご案内できるセミナー等はありません。

既に終了した研修会、セミナー等
 既に終了した研修会、セミナー等の情報、過年度の情報については、以下のページで確認できます。

 宮城県農業・園芸総合研究所
  (企画調整部 企画調整チーム)
  〒981-1243 宮城県名取市高舘川上字東金剛寺1
  TEL:022-383-8118
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