令和6年度県政広報展示室企画展「みやぎの農業関係試験研究機関の今とこれから」
目 的
宮城県の農業関係試験研究機関(農業・園芸総合研究所,古川農業試験場,畜産試験場)が,これまで開発した品種・技術等や,現在取り組んでいる気候変動適応技術等の試験研究の概要を紹介するため,県政広報展示室企画展での展示を行いました。
開催日時
令和6年7月1日(月)から7月31日(水)まで
開催場所
宮城県庁行政庁舎 18階 県政広報展示室
内 容
農業・園芸総合研究所
- ○これまでの試験研究の成果(ジオラマ模型展示)
- ・キャベツ機械化体系
- ・リビングマルチ利用等によるアブラナ科害虫抑制対策
- ・イチゴのクラウン温度制御技術
- ・イチゴ高設栽培システム
- ・リンゴジョイント栽培
- ・雨水を利用したブドウの根域制限栽培
- ○現在取り組んでいる気候変動適応技術に関する試験研究の概要(パネル展示)
- ・気候変動に適応した主要露地野菜の栽培体系確立(2枚)
- ・イチゴ促成栽培における薪ボイラー培地加温技術の実証
- ・ブドウやリンゴの着色促進技術の開発
- ・果樹の凍霜害軽減技術の開発
- ・気候変動に適応した露地・施設電照栽培法の確立
古川農業試験場
- ○これまでに育成した品種等(サンプル展示,パネル展示)
- ・高温登熟耐性水稲品種育成
- ・大麦サンプル(シュンライ、ミノリムギ、ホワイトファイバー)、商品
- ・小麦サンプル(あおばの恋、シラネコムギ、夏黄金)、商品
- ・大豆サンプル(すずみのり、すずほのか、タンレイ、ミヤギシロメ)、商品
- ○これまでの試験研究の成果(ジオラマ模型展示)
- ・グレーンドリル体系乾田直播
- ・営農機械汎用利用による作目切り替え技術
- ○現在取り組んでいる気候変動適応技術に関する試験研究の概要(パネル展示)
- ・夏期の高温や障害不稔に強い水稲品種の開発
- ・気候変動に対応した病害虫防除技術の開発
- ・バイオ炭の農作物生育への影響と物理性の検証
- ○その他(標本展示)
- ・昆虫標本(イネの害虫,ダイズ害虫)
畜産試験場
- ○これまでの試験研究の成果(パネル展示)
- ・黒毛和種種雄牛におけるフリーズドライ精子による顕微授精方法の検討
- ○現在取り組んでいる気候変動適応技術に関する試験研究の概要(パネル展示)
- ・気象変動に対応した飼料作物の栽培
- ○その他(模型展示等)
- ・黒毛和種種雄牛造成の紹介
- ・系統豚の紹介
- ・ペレット堆肥サンプルの紹介
農業・園芸総合研究所、古川農業試験場、畜産試験場共通
- ○3場所が共通で取り組んでいる試験研究の概要(パネル展示)
- ・アグリテックを有効活用した水田の高度利用による作付け転換・輪作体系の推進
- ○その他(パネル展示)
- ・みやぎ農業関係試験研究120年の歩み
問合せ先
宮城県農業・園芸総合研究所 企画調整部 企画調整チーム(電話:022-383-8118)
詳細資料