宮城県庁2階回廊壁面パネル展示
目 的
宮城県の農業関係試験研究機関では、令和3年3月に定めた「第9次農業試験研究推進構想」に基づいた試験研究の推進と連携を円滑に進める必要があることから、令和4年度より、「共通テーマ」を定め、試験研究機関が連携した一体的な研究に取り組んでいます。
この「共通テーマ」の中から、「気候変動に適応した農業技術の確立と効果的な社会実装」、「みどりの食料システム戦略推進に向けた農業技術の開発」に関する試験研究の内容を紹介するため、宮城県庁2階回廊壁面パネル展示を行います。
開催日時
令和7年7月7日(月)~7月18日(金)
開催場所
宮城県庁行政庁舎 2階 回廊
内 容
共通テーマ:気候変動に適応した農業技術の確立と効果的な社会実装
- ★気候変動に適応した主要露地野菜の栽培体系確立(農業・園芸総合研究所)
- ★夏秋ギクの気候変動に適応した露地・施設電照栽培法の確立(農業・園芸総合研究所)
- ★ブドウやリンゴの着色促進技術の開発(農業・園芸総合研究所)
- ★夏期の高温や障害不稔に強い水稲品種の開発(古川農業試験場)
- ★気候変動に対応した病害虫防除技術の開発(古川農業試験場)
- ★気象変動に対応した飼料作物の栽培(畜産試験場)
共通テーマ:みどりの食料システム戦略推進に向けた農業技術の開発
- ○未利用資源の活用拡大
- ☆きのこ廃菌床を利用した野菜栽培資材の開発(農業・園芸総合研究所)
- ☆瓦等廃棄物のセリ養液栽培への再利用開発事業(農業・園芸総合研究所)
- ☆コーヒー粕を利用した果樹栽培における土壌改良方法及びマルチングによる雑草等抑制効果の検討(農業・園芸総合研究所)
- ☆特殊肥料等入り指定混合肥料のほ場での効果検証(畜産試験場、古川農業試験場、農業・園芸総合研究所)
- ○持続的生産体制の構築に向けた環境負荷低減の推進
- ・環境負荷低減に向けた果菜類の栽培実証(農業・園芸総合研究所)
- ★イチゴ促成栽培における薪ボイラー培地加温技術の実証(農業・園芸総合研究所)
- ★バイオ炭の農作物生育への影響と物理性の検証(古川農業試験場)
- ・難防除雑草の効率的防除技術の早期確立(古川農業試験場)
- ・「みどりの食料システム戦略」を実現するための環境調和型害虫防除技術の開発(農業・園芸総合研究所)
※:「★」は「みやぎ環境税」、「☆」は「産業廃棄物税」を活用して取り組んでいる課題です。
問合せ先
宮城県農業・園芸総合研究所 企画調整部 企画調整チーム(電話:022-383-8118)
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