研修会等開催案内
 気候変動に適応した農業技術に関する研修会や気候変動に関するセミナー等の紹介です。



 研修会等のタイトルをクリックすると、開催要領等詳細を見ることができます。

1 気候変動に適応した農業技術に関する研修会等
 現在、農業・園芸総合研究所(農園研)、古川農業試験場(古試)、畜産試験場(畜試)で取り組んでいる気候変動に適応した農業技術の実施中の試験研究やこれまでの試験研究の成果に関する研修会等を掲載しています。
宮城県が開催する研修会等
宮城県東部地方振興事務所 気候変動に対応する施設園芸セミナー
~夏の高温対策、冬の暖房効率化を目指す~New!
日時
令和7年1月9日(木)13:30~16:00
場所
石巻合同庁舎1階大会議室(石巻市あゆみ野5-7)
内容
 近年、作物生産においては、夏は地球温暖化に起因すると思われる酷暑による収量や品質の低下が見られるなど生産現場は大きな影響を受けており、こうした状況が常態化しつつあります。また、冬は施設園芸において燃油高騰が長く続いており、暖房コストの節減が求められる中で、室内換気や気流制御による暖房効率の向上等が求められています。
 宮城県東部地方振興事務所では、こうした課題を解決するために、各種高温対策の取組や園芸施設の換気装置・資材等の有効活用により、トマトやきゅうり、いちごなど施設園芸品目の生産量及び品質向上に役立てるための研修会を開催します。
参集範囲:管内施設園芸農家及び法人、JAいしのまき、石巻市、東松島市、女川町、県関係機関
 参加申込締切:令和7年1月6日(月)
国や関係機関等が開催する研修会等
全国飼料増産シンポジウムNew!
日時
令和7年2月4日(火)13:30~16:20
場所
オンライン開催(Zoom)
内容
 一般社団公人 日本草地畜産種子協会による牧草・飼料作物生産への影響が懸念されている温暖化への対応、耕畜連携による飼料生産・利用の推進、人手不足が深刻化している飼料生産組織へのスマート技術の導入や公共牧場の人材確保等の取組みについてのシンポジウムがオンラインで開催されます。
(参加料:無料、参加予定枠:200名程度、参加申し込み期限:令和7年1月31日(金))
水稲の高温対策栽培体系への転換に向けたオンラインセミナーNew!
日時
令和7年1月31日(金)13:30~15:30
場所
オンライン開催(Webex)
内容
 近年、前例のない記録的な猛暑に見舞われ、水稲の品質低下等により農業経営に大きな影響が生じています。
 異常高温を含めた極端な気象現象は、今後も継続的に発生することが懸念されるため、気候変動に適応した安定的な食料等の生産を行うための効果的な対策を講じることが喫緊の課題となっています。
 近畿農政局兵庫県拠点では、農業者が水稲の高温対策技術を取り入れて農業経営を安定させることを目的に、高温環境に適応した栽培体系への転換技術や栽培方法を紹介するセミナーをオンラインで開催します。
(参加費:無料、定員:100名、申込締切:令和7年1月26日(日)17:00)
令和6年度 第4回気候変動適応セミナー「米の将来予測と対策」New!
日時
令和7年1月21日(火)10:00~12:00
場所
オンライン開催(Zoom)
内容
 国立環境研究所 気候変動適応センターによる「第4回気候変動適応セミナー」がオンラインで開催されます。
今回のテーマは「米の将来予測と対策」で、日本の米の将来予測や、新潟県における米の気候変動対策が紹介される予定です。
(参加申し込み期限:令和7年1月20日(月)17:00)
農研機構サイエンスカフェ第40回
「地球温暖化を逆手に取った稲の再生二期作-田植え1度で2度美味しい米作り-」
日時
令和6年12月21日(土)10:00~11:30
場所
つくば市役所(茨城県つくば市研究学園一丁目1番地1)
内容
 農研機構の研究者と市民の皆さんが、身近な場所で、科学の楽しさについて気軽に語り合う場を作る試みです。研究者が、農業研究の最先端から身近な話題までわかりやすくお話します。
 近年、地球温暖化の影響によって夏だけでなく春や秋の気温も上昇し、これまでよりも早く稲を田植えしたり、遅く収穫したりすることができるようになり、稲の生育できる期間が長くなってきました。将来的に、気温の上昇は続くと予想され、この期間は一層長くなると考えられます。稲は、複数年に渡って生育し続ける多年生の性質を持つため、収穫後に切株からひこばえが発生します。稲の生育できる期間が長くなると、ひこばえを栽培・収穫する(1度田植えして2度収穫する)再生二期作が行える地域が国内で増加すると考えられます。
 今回は、田植え1度で2度美味しい米が作れる稲の再生二期作について、最新の研究成果を含めて紹介します。
(定員:50名(先着順))

2 気候変動に関するセミナー等
 宮城県が主催する気候変動に関するセミナー等のほか、関係機関が主催するセミナー等も掲載しています。
宮城県が開催するセミナー等
環境学習セミナー(第3回)
日時
令和7年2月13日(木)13:30~14:30
場所
宮城県保健環境センター 大会議室
(仙台市宮城野区幸町4-7-2)
内容
 宮城県保健環境センター・環境情報センター・気候変動適応センターによる「令和6年度環境学習セミナー」が開催されます。
 今年度は、環境などへの興味や関心を高めていただけるテーマを取り上げて、3回開催されますが、
3回目が、気候変動適応策として、宮城県林業技術総合センターによる「宮城県におけるスギ花粉対策」です。
(第1回:10月17日:「カキ食中毒の原因となるノロウイルスが鳥類に由来する可能性」)(終了)
(第2回:12月17日:「身近な水環境の評価と楽しみ方」)(終了)
国や関係機関等が開催するセミナー等
日本農業気象学会全国大会 公開シンポジウム
「温暖化時代の安定的な農業生産~農業気象学の貢献~」
日時
令和7年3月15日(土)10:00~12:00
場所
東海大学熊本キャンパス(熊本市東区渡鹿9-1-1)
オンライン併催
内容
 日本農業気象学会の全国大会が、東海大学熊本キャンパスにおいて令和7年3月13~16日に開催されますが、その中で、「温暖化時代の安定的な農業生産 ~農業気象学の貢献~」をテーマとした公開シンポジウムがオンライン併催で開催されます。
(一般参加申し込みの受付は、12月25日(水)からの開始が予定されています。)

既に終了した研修会、セミナー等
 既に終了した研修会、セミナー等の情報、過年度の情報については、以下のページで確認できます。

  (企画調整部 企画調整チーム)
  〒981-1243 宮城県名取市高舘川上字東金剛寺1
  TEL:022-383-8118
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