実施中の試験研究
中課題 | 研究内容 |
堆肥と化学肥料の配合内容の検討による肥料の試作 | 堆肥の配合割合を旧制度の上限50%を超えた,70~80%の肥料を試作します。 化学肥料の利用量低減を図るため,堆肥と肥効の長い緩効性肥料の混合肥料を試作します。 |
散布しやすい加工・製造工程の検討 | 撹拌混合程度の加工で,旧制度の条件の造粒・成形と加熱乾燥しない加工法を検討します。 |
中課題 | 研究内容 |
特殊肥料等入り指定混合肥料の成分及び取扱性等の確認 | 県内堆肥センターが生産する牛ふん主体堆肥を原料として畜産試験場が作製した指定混合肥料ペレットについて,成分含量や長期貯蔵に伴う成分変化を確認するとともに,原料となる県内堆肥センターの肥料成分について季節変動を確認し,取扱性について確認します。 |
環境保全米への利用に向けた特殊肥料等入り指定混合肥料の肥効特性の把握 | 県内堆肥センターが生産する牛ふん主体堆肥を原料として,環境保全米生産向けに作製した指定混合肥料ペレットを基肥として施用した場合の肥効特性について把握し,適切な施肥法を確立します。 |
中課題 | 研究内容 |
試作肥料の窒素溶出特殊の把握 | 試作肥料の肥効特性を把握し,園芸品目への適用性の検討を行います。 |
野菜輪作における施肥効果及び土づくり効果の検討 | エダマメ及びタマネギ栽培において,試作した肥料が利用可能であるか検証します。 また,試作肥料の施用が土壌理化学性に与える影響について検討します。 |
花きにおける特殊肥料等入り指定混合肥料の活用 | 試作した指定混合肥料のキク類での使用可能性について検討します。 |